“孤寂”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こじゃく70.0%
こじやく20.0%
こせき10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
綽空は、草庵をとざして、夜の孤寂こじゃくに入ってからも、瞑想めいそう澄心ちょうしんを、それのみに結ばれてしまうことを、どうしようもなかった。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
日本の版画を愛し、日本の古玩こぐわんを愛し、更に又日本の菊花を愛せる伶※れいへい孤寂こじやくのゴンクウルをおもへば、青楼の一語短なりといへども、無限の情味なきあたはざるべし。(一月二十九日)
あゝわれらみづか孤寂こせきなる発光体なり!
詩集夏花 (新字旧仮名) / 伊東静雄(著)