トップ
>
孤寂
>
こじやく
ふりがな文庫
“
孤寂
(
こじやく
)” の例文
日本の版画を愛し、日本の
古玩
(
こぐわん
)
を愛し、更に又日本の菊花を愛せる
伶※
(
れいへい
)
孤寂
(
こじやく
)
のゴンクウルを
想
(
おも
)
へば、青楼の一語短なりと
雖
(
いへど
)
も、無限の情味なき
能
(
あた
)
はざるべし。(一月二十九日)
骨董羹:―寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文―
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
然しそれが却つてよく單調子の天然に親しんで來て、見渡す限りの原野が
孤寂
(
こじやく
)
な自分の自覺内に這入つて來た。すすきの野を出でて檞の林に入り、檞林を出でてまた薄の野に入る。
泡鳴五部作:04 断橋
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
孤
常用漢字
中学
部首:⼦
9画
寂
常用漢字
中学
部首:⼧
11画
“孤”で始まる語句
孤児
孤
孤独
孤島
孤家
孤兒
孤屋
孤子
孤塁
孤立