詩集夏花ししゅうなつばな
燕 砂の花 夢からさめて 蜻蛉 夕の海 いかなれば 決心 朝顔 八月の石にすがりて 水中花 自然に、充分自然に 夜の葦 燈台の光を見つつ 野分に寄す 若死 沫雪 笑む稚児よ…… 早春 孔雀の悲しみ 夏の嘆き 疾駆 おほかたの親しき友は、「時 …
作品に特徴的な語句
のつく つき しよく 終夜しゆうや さかし さう なんぢ かげり 脈搏みやくうち うつゝ じつ 毛髪まうはつ しる 魚鱗ぎよりん もと いたゞき くう 何処いづこ なれ いち をんな 市中しちゆう しづ なつか ねむり しん 雪解ゆきど むな なに うしほ あは さか つち 縦令たとひ 夜半よは 夜鳥やちよう 孤寂こせき 木末こぬれ 昨夜さくや みづか 蒼褪あをざ 舞踏ぶたふ 秣槽まぐさをけ こいし ほこり まなこ みな ともしび 篠懸すゞかけ 無益むえき とも 紅葉もみぢ 海面うみづら 気配けはひ 歓声くわんせい 枯枝かれえ 朱色しゆいろ あした 聯関れんくわん 時明ときあかり 時刻とき 自若じじやく 息吹いぶき 金魚きんぎよ 円居まどゐ 古家ふるや つり 六月ろくぐわつ 鉄輪てつわ 運命さだめ 夕陽ゆふひ すか 夜更よふけ 大川おほかは 逍遙さまよ 季節とき 躊躇ためら 休息きうそく 解放ときはな 魅惑まどはし なか たゝず 御陵みささぎ 薔薇さうび 蜻蛉あきつ かさゝぎ 一茎いつけい あふひ