“円居”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まどい40.0%
まどゐ40.0%
マドヰ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「いや、わたくしはモダーン・タイプはきらいです。……もしか、あなたは、小学唱歌の『冬の円居まどい』というのをご存じでしょうか」
キャラコさん:01 社交室 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
五人一隊の若き紳士等は中等室の片隅かたすみ円居まどゐして、その中に旅行らしき手荷物を控へたるは一人よりあらず、他は皆横浜までとも見ゆる扮装いでたちにて、紋付の袷羽織あはせはおりを着たるもあれば
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
物する円居マドヰの様など、御らんじほしう思さるらんかし。
橘曙覧評伝 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)