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円味
ふりがな文庫
“円味”の読み方と例文
読み方
割合
まるみ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まるみ
(逆引き)
円味
(
まるみ
)
を帯びた柔かな声で
流暢
(
りゅうちょう
)
にリーダーを読み
了
(
おわ
)
った先生は、黒い
閻魔帳
(
えんまちょう
)
をひらいて、鉛筆でそっと名列の上をさぐっている。
冬日記
(新字新仮名)
/
原民喜
(著)
当てもなく
卓子
(
テーブル
)
の上を払うと、何か
円味
(
まるみ
)
のものが
冷
(
ひや
)
りとふるえる手先に触れた。彼はそのまま握りしめたが、それは毎晩
傍
(
そば
)
へおくピストルだった。
孤独
(新字新仮名)
/
モーリス・ルヴェル
(著)
夫
(
それ
)
から一段低く六つ七つの岩峰が一列に押し並んで、
円味
(
まるみ
)
を帯びた峰頭を北に傾けて、
稽首
(
けいしゅ
)
しているかのさまがある。
黒部川を遡る
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
円味(まるみ)の例文をもっと
(21作品)
見る
円
常用漢字
小1
部首:⼌
4画
味
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
“円”で始まる語句
円
円髷
円座
円柱
円顔
円朝
円形
円屋根
円卓
円滑
“円味”のふりがなが多い著者
田畑修一郎
近松秋江
谷譲次
ニコライ・ゴーゴリ
有島武郎
木暮理太郎
小栗虫太郎
モーリス・ルヴェル
幸田露伴
島崎藤村