“円屋根”のいろいろな読み方と例文
旧字：圓屋根
読み方割合
まるやね56.3%
ドーム31.3%
キューポラ6.3%
ラ・ドウム6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その中の二本の木蔭には、青い木の柱に平べったい緑いろの円屋根（まるやね）をつけた四阿（あずまや）が見え、それには『静思庵（せいしあん）』と銘がうってある。
死せる魂：01 または　チチコフの遍歴　第一部　第一分冊 (新字新仮名) ／ ニコライ・ゴーゴリ(著)
寺院の円屋根（ドーム）はこの橋の上からながめるほど、すなわち礼拝堂まで二十歩ばかり隔てた辺からながめるほど鮮やかな輪郭を見せる所はない。
罪と罰 (新字新仮名) ／ フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー(著)
円屋根（キューポラ）と尖塔（ミナレット）を持った輪奐の美を誇るモスクが簇生しているが、例えば、モハメド・アリのモスクにしても、スルタン・ハサンのモスクにしても、エル・アザールのモスクにしても
七重文化の都市 (新字新仮名) ／ 野上豊一郎(著)
広い道の両側に「円い角（ラ・ロトンド）」、「円屋根（ラ・ドウム）」、「円天井（ラ・クポウル）」と三つの珈琲店が栄えて、毎晩きまってる自分の卓子（テーブル）に
踊る地平線：06　ノウトルダムの妖怪 (新字新仮名) ／ 谷譲次(著)