“円蓋”のいろいろな読み方と例文
旧字:圓蓋
読み方割合
えんがい54.5%
ドーム36.4%
ドオム9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
箱根竹をめて円蓋えんがいを作り、そのしほんに梯子段はしごだんを持たせて、いつぞやお話した百観音の蠑螺堂さざえどうのぐるぐると廻って階段を上る行き方を参考としまして
ところが、法水のりみずはすぐ鼻先の拱廊そでろうかへは行かずに、円廊を迂回して、礼拝堂の円蓋ドームに接している鐘楼階段の下に立った。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
焦慮瘠身そうしん幾時間ののち、やがて、ミューレの平場プラトオへ届こうとするころ『グーテの円蓋ドオム』の頂きに、ふと一まつの雪煙りが現われた。驚きあわてたガイヤアルが、その凶徴を指さしながら