“円朝”のいろいろな読み方と例文
旧字:圓朝
読み方割合
えんちょう55.6%
わたくし22.2%
ゑんてう22.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
円朝えんちょうのちに円朝は出なかった。吉原よしわらは大江戸の昔よりも更に一層の繁栄を極め、金瓶大黒きんぺいだいこくの三名妓の噂が一世いっせの語り草となった位である。
銀座 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
するとつゞいてお姫様ひめさま玄関げんくわんまで追掛おつかけまゐられて、円朝わたくし喚留よびとめたがうもりゝ々しくツて、なんとなく身体からだちゞあがり、わたくししばられでもするかと思ひました。姫
士族の商法 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
さうすると円朝ゑんてうさん、その死骸しがいういふ潮時しほどきであつたか知らないが、流れ/\て塩原しほばらまへ桟橋さんばしへ着いたさうだ。
塩原多助旅日記 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)