-
トップ
>
-
一世
読み方 | 割合 |
いっせ | 41.7% |
いつせ | 16.7% |
いつせい | 16.7% |
いっせい | 16.7% |
ひとよ | 8.3% |
|
円朝の
後に円朝は出なかった。
吉原は大江戸の昔よりも更に一層の繁栄を極め、
金瓶大黒の三名妓の噂が
一世の語り草となった位である。
其の
実、
矢叫の
如き
流の
音も、
春雨の
密語ぞ、と
聞く、
温泉の
煙りの
暖い、
山国ながら
紫の
霞の
立籠る
閨を、
菫に
満ちた
池と見る、
鴛鴦の
衾の
寝物語りに——
主従は
三世、
親子は
一世
ものの
數ならぬ
某に
然る
大役を
命せつけ
下され
候こと、
一世の
面目に
候へども、
暗愚斗筲の
某、
得て
何事をか
仕出だし
候べき
紫式部、清少納言、和泉式部などがその
絢爛たる才気によって
一世を
風靡したあの時期だ。
扨も/\人間の
一世ハ
がてんの行ぬハ元よりの事、
うんのわるいものハ
ふろよりいでんとして、
きんたまをつめわりて死ぬるものもあり。
“一世”の意味
《名詞》
(いっせ)仏教で過去、現在、未来の三世のうちの一つ。
(いっせ、いっせい、ひとよ)一生。
(いっせ、いっせい)一代。
(いっせい)初代。一代目。
(いっせい)その時代。ある時期。
(出典:Wiktionary)