“三世”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さんぜ83.3%
みよ11.1%
5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一は仮時的テンポラルなり、他は永遠にして三世さんぜに亘るなり。仮時的テンポラルなる者は一時の現象を対手とし、永遠なる者は人世の秘奥をて対手とす。
この精神こそは奈良朝ならちょうで有名な光明皇后こうみょうこうごうのみこころを動かしたものであって、「折りつればたぶさにけがるたてながら三世みよの仏に花たてまつる(三二)。」とおみになった。
茶の本:04 茶の本 (新字新仮名) / 岡倉天心岡倉覚三(著)
馬車をりると折好く蒸汽が来た。初夏はつなつのセエヌ河の明るい水の上を青嵐あをあらしに吹かれて巴里パリイはひつた。アレキサンダア三世けうの側から陸にあがつて橋詰で自動車に乗つた。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)