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三世相
ふりがな文庫
“三世相”の読み方と例文
読み方
割合
さんぜそう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さんぜそう
(逆引き)
「毎朝、銭湯で逢わあ。臍ぼくろって、臍の上のほくろは、首を切られるか、切腹するかにきまったもんだ。ちゃんと、
三世相
(
さんぜそう
)
に出てらあ」
南国太平記
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
いろは字引だの
三世相
(
さんぜそう
)
だのを並べた古本屋だの、煙草入の金具だの
緒締
(
おじめ
)
だのをうる道具屋だの、いろいろの定紋のうちぬきをぶら下げた型紙屋だの。
浅草風土記
(新字新仮名)
/
久保田万太郎
(著)
古い
洋傘
(
こうもり
)
の
毛繻子
(
けじゅす
)
の今は炬燵掛と化けたのを叩いて、隠居は
掻口説
(
かきくど
)
いた。この人の老後の楽みは、
三世相
(
さんぜそう
)
に基づいて、隣近所の農夫等が吉凶を
卜
(
うらな
)
うことであった。
千曲川のスケッチ
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
三世相(さんぜそう)の例文をもっと
(9作品)
見る
三
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
世
常用漢字
小3
部首:⼀
5画
相
常用漢字
小3
部首:⽬
9画
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