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密語
ふりがな文庫
“密語”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひそめき
40.0%
さざめき
20.0%
さゝやき
20.0%
みつご
20.0%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひそめき
(逆引き)
密語
(
ひそめき
)
の聲は漸々高まつた。中には聲に出して何やら笑ふのもある。と、孝子は草履の音を忍ばせて健の傍に寄つて來た。
足跡
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
密語(ひそめき)の例文をもっと
(2作品)
見る
さざめき
(逆引き)
町は
悦気
(
たのしげ
)
な
密語
(
さざめき
)
に充ちた。
寄太鼓
(
よせだいこ
)
の音は人々の心を誘ふ。其処此処に新しい下駄を穿いた
小児
(
こども
)
らが集つて、樺火で煎餅などを焼いてゐる。火が
爆
(
は
)
ぜて火花が
街路
(
みち
)
に散る。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
密語(さざめき)の例文をもっと
(1作品)
見る
さゝやき
(逆引き)
其
(
そ
)
の
実
(
じつ
)
、
矢叫
(
やさけび
)
の
如
(
ごと
)
き
流
(
ながれ
)
の
音
(
おと
)
も、
春雨
(
はるさめ
)
の
密語
(
さゝやき
)
ぞ、と
聞
(
き
)
く、
温泉
(
いでゆ
)
の
煙
(
けむ
)
りの
暖
(
あたゝか
)
い、
山国
(
やまぐに
)
ながら
紫
(
むらさき
)
の
霞
(
かすみ
)
の
立籠
(
たてこも
)
る
閨
(
ねや
)
を、
菫
(
すみれ
)
に
満
(
み
)
ちた
池
(
いけ
)
と見る、
鴛鴦
(
えんわう
)
の
衾
(
ふすま
)
の
寝物語
(
ねものがた
)
りに——
主従
(
しゆじう
)
は
三世
(
さんぜ
)
、
親子
(
おやこ
)
は
一世
(
いつせ
)
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
密語(さゝやき)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
みつご
(逆引き)
濃霧
(
のうむ
)
はそそぐ……声もなき声の
密語
(
みつご
)
や。
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
密語(みつご)の例文をもっと
(1作品)
見る
密
常用漢字
小6
部首:⼧
11画
語
常用漢字
小2
部首:⾔
14画
“密”で始まる語句
密
密々
密夫
密着
密告
密偵
密通
密林
密雲
密接
“密語”のふりがなが多い著者
石川啄木
泉鏡太郎
北原白秋
泉鏡花