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密接
ふりがな文庫
“密接”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
くつつ
25.0%
みつせつ
25.0%
ぴつたり
16.7%
くっつき
8.3%
くつつき
8.3%
ひた
8.3%
ぴたり
8.3%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くつつ
(逆引き)
で、何處までも末頼母しい情人の樣に、態度をくづさず女の傍に
密接
(
くつつ
)
いて歩きながら滿心の得意が、それだけで足らず、
些
(
ちよつ
)
と
流盻
(
ながしめ
)
を使つて洋裝の二人連を見た。
其麼
(
どんな
)
顏をしてけつかるだらうと思つて。
散文詩
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
密接(くつつ)の例文をもっと
(3作品)
見る
みつせつ
(逆引き)
夜
(
よ
)
が
深
(
ふ
)
けるに
隨
(
したが
)
つて
霜
(
しも
)
は三
人
(
にん
)
の
周圍
(
しうゐ
)
に
密接
(
みつせつ
)
して
凝
(
こ
)
らうとしつゝ
火
(
ひ
)
の
力
(
ちから
)
をすら
壓
(
お
)
しつけた。
彼等
(
かれら
)
は
冷
(
さ
)
めて
行
(
ゆ
)
く
火
(
ひ
)
に
段々
(
だん/\
)
と
筵
(
むしろ
)
を
近
(
ちか
)
づけた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
密接(みつせつ)の例文をもっと
(3作品)
見る
ぴつたり
(逆引き)
婀娜
(
なまめ
)
かしい襦袢の袖が縺れて、男の肩に
纏綿
(
まとは
)
る。背後から
靠掛
(
もたれかか
)
る樣に抱きついて
密接
(
ぴつたり
)
顏を押し附けると、切なげに身を悶えて
二十三夜
(旧字旧仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
密接(ぴつたり)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
くっつき
(逆引き)
溝板
(
どぶいた
)
と
密接
(
くっつき
)
合った井戸流しに足音を
掠
(
かす
)
めて、上り口の障子の中程に紙を貼った
硝子
(
がらす
)
の隙からそっと覗くに、四十あまりの女が火鉢の前にただひとり居るだけで
油地獄
(新字新仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
密接(くっつき)の例文をもっと
(1作品)
見る
くつつき
(逆引き)
其度、姉や私等は
密接
(
くつつき
)
合つて顫へたものだ。
刑余の叔父
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
密接(くつつき)の例文をもっと
(1作品)
見る
ひた
(逆引き)
彼奴等
(
あいつら
)
は
可憐
(
いと
)
しいヂュリエットの
手
(
て
)
の
白玉
(
はくぎょく
)
を
掴
(
つか
)
むことも
出來
(
でく
)
る、また
姫
(
ひめ
)
の
脣
(
くちびる
)
から……
其
(
その
)
上下
(
うへした
)
の
脣
(
くちびる
)
が、
淨
(
きよ
)
い
温淑
(
しとやか
)
な
處女氣
(
をぼこぎ
)
で、
互
(
たが
)
ひに
密接
(
ひた
)
と
合
(
あ
)
ふのをさへ
惡
(
わる
)
いことゝ
思
(
おも
)
うてか
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
密接(ひた)の例文をもっと
(1作品)
見る
ぴたり
(逆引き)
お定は男の胸に
密接
(
ぴたり
)
と顔を
推着
(
おつつ
)
けた儘で、強く頭を振つた。男はもう無性にお定が
可憐
(
いぢらし
)
くなつて
天鵞絨
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
密接(ぴたり)の例文をもっと
(1作品)
見る
“密接”の解説
密接
(出典:Wikipedia)
密
常用漢字
小6
部首:⼧
11画
接
常用漢字
小5
部首:⼿
11画
“密”で始まる語句
密
密々
密夫
密着
密告
密偵
密通
密林
密雲
密々話
“密接”のふりがなが多い著者
本多静六
斎藤緑雨
伊東忠太
石川啄木
長塚節
萩原朔太郎