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密々話
ふりがな文庫
“密々話”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひそ/\ばなし
50.0%
ひそひそばなし
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひそ/\ばなし
(逆引き)
「いやア、今日はお預けしといて、芽出たい席で底拔けに頂戴しますわい。」といふ平七の高聲が、父の居室に聞えて、
密々話
(
ひそ/\ばなし
)
は酒にもならずに崩れた。
父の婚礼
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
これは丹治が圓次を殺した時の顔を馬が見覚えて居たものと見え、怖がってバタ/\暴れたので、丹治も
訝
(
おか
)
しく思いながら奥へ這入り、おかめと差向いで何か
密々話
(
ひそ/\ばなし
)
を致して居ります。
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
密々話(ひそ/\ばなし)の例文をもっと
(4作品)
見る
ひそひそばなし
(逆引き)
「
直接
(
じか
)
に攫徒に渡してやるもいかがなもんだよ。何よりもだね、そんな
盗賊
(
どろぼう
)
とひそひそ話をして……公然とは出来んさ、いずれ
密々話
(
ひそひそばなし
)
さ。」
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
何だか知らんが、睦まじそうに
密々話
(
ひそひそばなし
)
をしているような事もある。一度なんぞ女に脊中を叩かれて俗物が
莞爾々々
(
にこにこ
)
している所を見懸けた。私は気が気でない……
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
密々話(ひそひそばなし)の例文をもっと
(4作品)
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密
常用漢字
小6
部首:⼧
11画
々
3画
話
常用漢字
小2
部首:⾔
13画
“密々”で始まる語句
密々
検索の候補
内密話
密話
秘密話
“密々話”のふりがなが多い著者
上司小剣
嘉村礒多
二葉亭四迷
三遊亭円朝
石川啄木
吉川英治
泉鏡花