“ひそひそばなし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
密々話57.1%
内密話14.3%
私々話14.3%
秘々話14.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
で、お定も急がしく萌黄もえぎの大風呂敷を拡げて、手廻りの物を集め出したが、衣服といつてもたつた六七枚、帯も二筋、娘心には色々と不満があつて、この袷は少しけてゐるとか、此袖口が余り開き過ぎてゐるとか、密々話ひそひそばなしに小一時間もかゝつて、漸々やうやう準備が出来た。
天鵞絨 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
千利休がある時昵懇なじみの女を、数寄屋すきやに呼び込んで内密話ひそひそばなし無中むちゆうになつてゐた事があつた。
というのは、やっぱり芹沢鴨に相違ない。お松は次の間の私々話ひそひそばなしをいやでも立聞きしなければ済まないことになったので、息を殺していると芹沢は、
主従は、こんな秘々話ひそひそばなしをして酒をみ交わしました。
大菩薩峠:08 白根山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)