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昵懇
ふりがな文庫
“昵懇”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
じっこん
81.7%
なじみ
7.5%
ちかづき
3.2%
ぢつこん
3.2%
じつこん
2.2%
ちか
1.1%
なじ
1.1%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じっこん
(逆引き)
この
両人
(
ふたり
)
が卒然と
交
(
まじわり
)
を
訂
(
てい
)
してから、
傍目
(
はため
)
にも不審と思われるくらい
昵懇
(
じっこん
)
な
間柄
(
あいだがら
)
となった。運命は
大島
(
おおしま
)
の表と
秩父
(
ちちぶ
)
の裏とを縫い合せる。
野分
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
昵懇(じっこん)の例文をもっと
(50作品+)
見る
なじみ
(逆引き)
昵懇
(
なじみ
)
になると面倒だからといつて同じ女を滅多に二度と
聘
(
よ
)
ばないのを自慢にしてゐる位だから京都に飽いたといふのに無理も無いが
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
昵懇(なじみ)の例文をもっと
(7作品)
見る
ちかづき
(逆引き)
数多い故人の
昵懇
(
ちかづき
)
のなかで、
鴻池
(
こうのいけ
)
H氏のみは、よく侯爵に対する手心を知つてゐて、滅多に疳癪玉を
弾
(
はじ
)
けさせなかつた。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
昵懇(ちかづき)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
ぢつこん
(逆引き)
それは約束の時間に米兵と
逢
(
あ
)
ふためだつた。或ひは
昵懇
(
ぢつこん
)
な兵隊から金をいたぶるためでもあつたらう。
老残
(新字旧仮名)
/
宮地嘉六
(著)
昵懇(ぢつこん)の例文をもっと
(3作品)
見る
じつこん
(逆引き)
お靜とお通は昔水茶屋に居る頃の
朋輩
(
ほうばい
)
で、わけても
昵懇
(
じつこん
)
の間柄だつたのです。
銭形平次捕物控:031 濡れた千両箱
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
昵懇(じつこん)の例文をもっと
(2作品)
見る
ちか
(逆引き)
昵懇
(
ちか
)
しいものに聞こえませう
在りし日の歌:亡き児文也の霊に捧ぐ
(新字旧仮名)
/
中原中也
(著)
昵懇(ちか)の例文をもっと
(1作品)
見る
なじ
(逆引き)
亀の方でもまたすつかり婆さんに
昵懇
(
なじ
)
んで、婆さんが池の
縁
(
ふち
)
へ出て来てその名前を呼ぶと
茶話:06 大正十一(一九二二)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
昵懇(なじ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“昵懇”の意味
《名詞》
昵懇(じっこん)
非常に親しいこと。懇意。
(出典:Wiktionary)
昵
漢検1級
部首:⽇
9画
懇
常用漢字
中学
部首:⼼
17画
“昵懇”で始まる語句
昵懇妓
昵懇客
検索の候補
御昵懇
顔昵懇
幼昵懇
昔昵懇
昵懇妓
昵懇客
“昵懇”のふりがなが多い著者
吉川英治
薄田泣菫
ロマン・ロラン
徳冨蘆花
谷崎潤一郎
林不忘
山本周五郎
小山清
直木三十五
菊池寛