“大島”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おおしま57.1%
おほしま39.3%
おおじま3.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この両人ふたりが卒然とまじわりていしてから、傍目はためにも不審と思われるくらい昵懇じっこん間柄あいだがらとなった。運命は大島おおしまの表と秩父ちちぶの裏とを縫い合せる。
野分 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
声 下田しもだ監視哨報告。三十機以上より成る敵の爆撃機編隊はその先頭を以て、只今、大島おほしま南端上空を北進中。高度三千。
「花前は保証人ほしょうにんがあるでしょうか、なんでも大島おおじま若衆わかしゅうの話では、親類しんるい身内みうちもないひとりものだということですから、保証人はないかもしれませんよ」
(新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)