トップ
>
大島
>
おほしま
ふりがな文庫
“
大島
(
おほしま
)” の例文
声
下田
(
しもだ
)
監視哨報告。三十機以上より成る敵の爆撃機編隊はその先頭を以て、只今、
大島
(
おほしま
)
南端上空を北進中。高度三千。
空の悪魔(ラヂオ・ドラマ)
(新字旧仮名)
/
岸田国士
(著)
大島
(
おほしま
)
といふ
名前
(
なまへ
)
の
火山島
(
かざんとう
)
か
伊豆
(
いづ
)
と
渡島
(
おしま
)
とにある。
伊豆
(
いづ
)
の
大島
(
おほしま
)
の
有
(
ゆう
)
する
火山
(
かざん
)
は
三原山
(
みはらやま
)
(
高
(
たか
)
さ
七百五十五米
(
しちひやくごじゆうごめーとる
)
)と
名
(
な
)
づけられ、
噴火
(
ふんか
)
の
古
(
ふる
)
い
歴史
(
れきし
)
を
有
(
ゆう
)
してゐる。
火山の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
〔評〕
幕府
(
ばくふ
)
南洲に
禍
(
わざはひ
)
せんと欲す。
藩侯
(
はんこう
)
之を
患
(
うれ
)
へ、南洲を
大島
(
おほしま
)
に
竄
(
ざん
)
す。南洲
貶竄
(
へんざん
)
せらるゝこと前後數年なり、而て身益
壯
(
さかん
)
に、氣益
旺
(
さかん
)
に、讀書是より大に進むと云ふ。
南洲手抄言志録:03 南洲手抄言志録
(旧字旧仮名)
/
秋月種樹
、
佐藤一斎
(著)
殊に
大島
(
おほしま
)
と云ふ僕の親友のちやんと机に向つたまま、いつかうんこをしてゐたのは喜劇中の喜劇だつた。
本所両国
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
それ
熱
(
あつ
)
ければ
梅
(
うめ
)
、ぬるければ
竹
(
たけ
)
、
客
(
きやく
)
を
松
(
まつ
)
の
湯
(
ゆ
)
の
揚場
(
あがりば
)
に、
奧方
(
おくがた
)
はお
定
(
さだま
)
りの
廂髮
(
ひさしがみ
)
。
大島
(
おほしま
)
擬
(
まが
)
ひのお
羽織
(
はおり
)
で、
旦那
(
だんな
)
が
藻脱
(
もぬけ
)
の
籠
(
かご
)
の
傍
(
そば
)
に、
小兒
(
こども
)
の
衣服
(
きもの
)
の
紅
(
あか
)
い
裏
(
うら
)
を、
膝
(
ひざ
)
を
飜
(
ひるがへ
)
して
控
(
ひか
)
へて
居
(
ゐ
)
る。
銭湯
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
▼ もっと見る
然ありて後還ります時に、
吉備
(
きび
)
の
兒島
(
こじま
)
を生みたまひき。またの名は
建日方別
(
たけひがたわけ
)
といふ。次に
小豆島
(
あづきしま
)
を生みたまひき。またの名は
大野手比賣
(
おほのでひめ
)
といふ。次に
大島
(
おほしま
)
二〇
を生みたまひき。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
どんより
曇
(
くも
)
つて
折
(
を
)
り/\
小雨
(
こさめ
)
さへ
降
(
ふ
)
る
天氣
(
てんき
)
ではあるが、
風
(
かぜ
)
が
全
(
まつた
)
く
無
(
な
)
いので、
相摸灣
(
さがみわん
)
の波
靜
(
しづか
)
に
太平洋
(
たいへいやう
)
の
煙波
(
えんぱ
)
夢
(
ゆめ
)
のやうである。
噴煙
(
ふんえん
)
こそ
見
(
み
)
えないが
大島
(
おほしま
)
の
影
(
かげ
)
も
朦朧
(
もうろう
)
と
浮
(
う
)
かんで
居
(
ゐ
)
る。
湯ヶ原ゆき
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
妹
(
いも
)
が
家
(
いへ
)
も
継
(
つ
)
ぎて見ましを
大和
(
やまと
)
なる
大島
(
おほしま
)
の
嶺
(
ね
)
に
家
(
いへ
)
もあらましを 〔巻二・九一〕 天智天皇
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
寶暦九年
(
ほうれきくねん
)
七月二十八日
(
しちがつにじゆうはちにち
)
弘前
(
ひろさき
)
に
於
(
おい
)
て
西北方
(
せいほくほう
)
遽
(
にはか
)
に
曇
(
くも
)
り
灰
(
はひ
)
を
降
(
ふ
)
らしたが、その
中
(
なか
)
には
獸毛
(
じゆうもう
)
の
如
(
ごと
)
きものも
含
(
ふく
)
まれてゐたといふ。これは
渡島
(
おしま
)
大島
(
おほしま
)
の
噴火
(
ふんか
)
に
因
(
よ
)
つたものである。
火山の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
暑
(
あつ
)
くるしいね、
絣
(
かすり
)
の、
大島
(
おほしま
)
か
何
(
なに
)
かでせう、
襟垢
(
えりあか
)
の
着
(
つ
)
いた
袷
(
あはせ
)
に、
白縮緬
(
しろちりめん
)
の
兵子帶
(
へこおび
)
を
腸
(
はらわた
)
のやうに
卷
(
ま
)
いて、
近頃
(
ちかごろ
)
誰
(
だれ
)
も
着
(
き
)
て
居
(
ゐ
)
ます、
鐵無地
(
てつむぢ
)
の
羽織
(
はおり
)
を
着
(
き
)
て、
此
(
こ
)
の
温氣
(
うんき
)
に、めりやすの
襯衣
(
しやつ
)
です。
艶書
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
昨年
(
さくねん
)
の
夏
(
なつ
)
も
他
(
た
)
の
女中
(
ぢよちゆう
)
から
小田原
(
をだはら
)
のお
婿
(
むこ
)
さんなど
嬲
(
なぶ
)
られて
居
(
ゐ
)
たのを
自分
(
じぶん
)
は
知
(
し
)
つて
居
(
ゐ
)
る、あゝ
愈々
(
いよ/\
)
さうだ! と
思
(
おも
)
ふと
僕
(
ぼく
)
は
慊
(
いや
)
になつてしまつた。
一口
(
ひとくち
)
に
言
(
い
)
へば、
海
(
うみ
)
も
山
(
やま
)
もない、
沖
(
おき
)
の
大島
(
おほしま
)
、
彼
(
あ
)
れが
何
(
なん
)
だらう。
湯ヶ原より
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
爆發
(
ばくはつ
)
の
力
(
ちから
)
頗
(
すこぶ
)
る
輕微
(
けいび
)
であつて、
活動中
(
かつどうちゆう
)
に
於
(
おい
)
ても、
中央火口丘
(
ちゆうおうかこうきゆう
)
へ
近
(
ちか
)
づくことが
容易
(
ようい
)
である。
渡島
(
おしま
)
の
大島
(
おほしま
)
も
歴史年代
(
れきしねんだい
)
に
數回
(
すうかい
)
の
噴火
(
ふんか
)
を
繰返
(
くりかへ
)
したが、
兩者
(
りようしや
)
共
(
とも
)
に
火山毛
(
かざんもう
)
を
産
(
さん
)
することは
注意
(
ちゆうい
)
すべきことである。
火山の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
眞鶴
(
まなづる
)
の
濱
(
はま
)
、
風景
(
ふうけい
)
殊
(
こと
)
に
佳
(
よ
)
し、
大島
(
おほしま
)
まで
十三里
(
じふさんり
)
、ハジマまで
三里
(
さんり
)
とぞ。
熱海の春
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
『
向
(
むか
)
うに
微
(
かすか
)
に
見
(
み
)
えるのが
大島
(
おほしま
)
ですよ。』
湯ヶ原ゆき
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
島
常用漢字
小3
部首:⼭
10画
“大島”で始まる語句
大島紬
大島絣
大島田
大島少尉
大島學校
大島小學校
大島守
大島伸一
大島先生
大島如雲