“小豆島”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しょうどしま69.2%
あずきじま15.4%
あづきしま7.7%
せうどしま7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
関西ではヨソ行キともうが、おもにお祭や節供せっくの日に着るからこれをマツリゴ(紀州および小豆島しょうどしま)、またはセツゴ(東北処々)などと謂うている。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
いわやの中の生活には昼もなければ夜もない。いつも四辺あたりは闇である。その闇々たる窟の中で、土人の巫女みこを話し相手として焚火たきびの火で暖を取り、小豆島あずきじま紋大夫は日を送った。
然ありて後還ります時に、吉備きび兒島こじまを生みたまひき。またの名は建日方別たけひがたわけといふ。次に小豆島あづきしまを生みたまひき。またの名は大野手比賣おほのでひめといふ。次に大島おほしま二〇を生みたまひき。
その中には屋島もあれば、小豆島せうどしまもあり、来島くるしまの瀬戸もあつた。ちよつと上陸すれば、金比羅こんぴらの長い長い石段もあつた。
女の温泉 (新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)