“金比羅”の読み方と例文
読み方割合
こんぴら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
嫁取り、婿取りの相談、養子の橋渡し、船の命名進水式、金比羅こんぴら様、恵比須えびす様の御勧請ごかんじょうに到るまで、押すな押すなで殺到して来る。
爆弾太平記 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
ツイ一兩日前に、郷里の母親からわたしに手紙が來て、今度急に思ひたつて都農つのの義兄と一緒に讚岐さぬき金比羅こんぴらさまにお參りする。
金比羅参り (旧字旧仮名) / 若山牧水(著)
オヤジは大いに怒ってその日から毎日毎晩水を浴びて金比羅こんぴらサマへ裸参りをし、始終海舟を抱いてねて誰にも手をつけさせず
安吾史譚:05 勝夢酔 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)