“こんぴら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
金毘羅52.8%
金比羅36.1%
琴平5.6%
金刀比羅2.8%
金刀毘羅2.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
六年生の秋の修学旅行は、時節じせつがらいつもの伊勢いせまいりをとりやめて、近くの金毘羅こんぴらということにきまった。
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)
金毘羅こんぴらで講元をしていた大きな無尽の掛け金を持って、お庄は取りすがるこの子供をおぶいながら、夕方から出かけて行った。
足迹 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
「あのお婆さんは、つい五、六日前に、すぐそこの、安井の金比羅こんぴら様のあちら側にお越しになりました」という。
狂乱 (新字新仮名) / 近松秋江(著)
婿取りの相談、養子の橋渡し、船の命名進水式、金比羅こんぴら様、恵比須えびす様の御勧請ごかんじょうに到るまで
爆弾太平記 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
「窓のところに。お梅さんが先達せんだっ琴平こんぴらで買って来たのよ、奉公に出る時もってゆきたいって……。」
二少女 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
琴平こんぴら、舟々、追手に帆かけて
南国太平記 (新字新仮名) / 直木三十五(著)
お午の夜店というのは午の日ごとに、道頓堀の朝日座の角から千日前の金刀比羅こんぴら通りまでの南北の筋に出る夜店で、私はふたたび夜ののようにこの世界にあこがれてしまったのです。
アド・バルーン (新字新仮名) / 織田作之助(著)
芝の神明しんめいに育った彼女は、桃割時代から先生の手におえない茶目公であったが、そのころその界隈かいわいの不良少女団長として、神明や金刀毘羅こんぴらの縁日などを押し歩いて、天性のスマアトぶりを発揮したものだった。
仮装人物 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)