『アド・バルーン()』
その時、私には六十三銭しか持ち合せがなかったのです。 十銭白銅六つ一銭銅貨三つ。それだけを握って、大阪から東京まで線路伝いに歩いて行こうと思ったのでした。思えば正気の沙汰ではない。が、むこう見ずはもともと私にとっては生れつきの気性らしかった …
作品に特徴的な語句
背負(せたら) 赤子(ややさん) 腫物(できもん) 神社(さん) 空(へ) 違(ちご) 嫁(かた) 懐(なつか) 上(あが) 眩(まばゆ) 随分(とうない) 母(か) 細々(ほそぼそ) 外(はず) 賑(にぎわ) 守(もり) 襁褓(むつ) 良家(ええし) 下肥(しもご) 高麗(こうらい) 馴染(なじ) 俄(にわ) 保(たも) 父親(てておや) 祠(まつ) 剥(む) 千度(せんど) 午(うま) 随(つ) 除(よ) 紅(べに) 納(おさ) 泊(と) 遂(と) 羨(うらやま) 趣(おもむ) 賑(にぎや) 架(かか) 忠実(まめ) 怖(こわ) 旨(むね) 撮(と) 掴(つかま) 西瓜(すいか) 白粉(おしろい) 皺(しわ) 瞬(またた) 瞼(まぶた) 祀(まつ) 祇園(ぎおん) 種明(たねあか) 稲荷(いなり) 稼業(かぎょう) 空罐(あきかん) 筋違(すじかい) 節(ふし) 簔虫(みのむし) 簾(すだれ) 粥(かゆ) 納屋(なや) 紐(ひも) 細々(こまごま) 継子(ままこ) 継母(ままはは) 翌(あく) 老(ふ) 耽(ふけ) 肚(はら) 肝(きも) 肝腎(かんじん) 胎内(たいない) 腹(なか) 膝頭(ひざがしら) 苛(いじ) 蒟蒻(こんにゃく) 蓄(たくわ) 蓋(ふた) 薦(すす) 額(ひたい) 逢坂(おうさか) 道修(どしょう) 遣(や) 醜(みにく) 里子(さとご) 野堂(のど) 錆(さび) 間々(まま) 附箋(ふせん) 隙(すき) 雇(やと) 雑鬧(ざっとう) 靱(うつぼ) 飾窓(かざりまど) 黄昏(たそがれ) 鰻谷(うなぎだに) 鰻(うなぎ) 骰子(さいころ) 餡(あん) 餓(う) 飄然(ひょうぜん)