“高麗”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こま49.1%
こうらい43.9%
かうらい3.5%
コマ1.8%
コウライ1.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこに一挺の女乗物を置いて、人待ち顔に往来を眺めている郷士風の侍のささやきを聞くと、これはまごうかたなき高麗こま村の人々です。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
あるいは宋代明代のものを、あるいは高麗こうらい李朝のものを、あるいは足利あしかがあるいは徳川期のものを、あるいは西洋ここ数世紀のものを。
工芸の道 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
散り行く櫻の哀れを留めて、落ち行く先は、門司もじ赤間あかまの元の海、六十餘州の半を領せし平家の一門、船をつなぐべきなぎさだになく、波のまに/\行衞も知らぬ梶枕かぢまくら高麗かうらい
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
吾野アガノ行きに乗りかえ(同じ西武電車だが池袋から吾野行きの直通はなく、いっぺん飯能で乗りかえなければならない)飯能から二ツ目の駅が高麗コマです。
この高麗コマ新羅シラギ滅亡後朝鮮の主権を握った高麗コウライではなくて、高句麗コクリをさすものである。