“門司”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
もじ96.9%
もじの3.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あるひはまた西洋においでになる時にも門司もじでお逢ひになつた妹さんの口から何事もあなたへ伝へられなかつたかも知れません。
遺書 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
それが、今朝がた、お開きになってな、今、別れの昼御飯を食べておいでになる。博多、別府方面の親分衆は、二時の汽車で、門司もじからお帰りになる
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
その日、元暦二年三月二十四日、早朝を期して、豊前国田浦たのうら門司もじの関、長門国赤間あかまが関、壇の浦で、源平両軍の矢合せが行なわれることも決まった。