“高句麗”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうくり20.0%
かうくり20.0%
こくり20.0%
カクリ20.0%
コクリ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さてその北朝鮮きたちようせんには高句麗こうくりといふ朝鮮人ちようせんじんくにてられて、支那人しなじん勢力せいりよくがだん/\なくなつてしまひました。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
高句麗かうくりの広開土王碑や前秦の広武将軍碑の文字が、自分の編み出したプリンシプルにそつくり合致してゐるのを見て、ひどくよろこんだといふ。
秋艸道人の書について (新字旧仮名) / 吉野秀雄(著)
そもそも独楽にもいろいろござります、古くは狛江こまえ高句麗こくりゴマ、しまからわたった貝独楽べいごまも、五しきにまわる天竺独楽てんじくごまも、みんな渡来とらいでございます。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
高麗は本来高句麗カクリで、高里はカクリ、高倉はカクラであるから、これもその本国名の音と似通っていることは、金沢博士が既に論じている。
マル及ムレについて (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
この高麗コマ新羅シラギ滅亡後朝鮮の主権を握った高麗コウライではなくて、高句麗コクリをさすものである。