『マル及ムレについて（マルおよびムレについて）』

本稿は昭和十一年十一月十五日霧の旅会で催した集会の席上に於て述べたもので、謂わば私の物ずきな地名穿鑿の際にふと思い付いた考に過ぎないのであるが、山名や地名などを考証する場合、時としてはこうした方面も考慮に入れて然る可きではあるまいかと思うの …

著者	木暮理太郎
ジャンル	歴史 > 地理・地誌・紀行 > 日本
初出	「霧の旅」1937（昭和12）年3月
文字種別	新字新仮名
読書目安時間	約30分（500文字/分）
朗読目安時間	約50分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

辛（カラ） 吾子（アキ） 縄（ツナ） 明（あきらか） 因（ちなみ） 丈（だけ） 顰（ひそみ） 詳（つまびらか） 蔓葛（ツル） 牟婁（むれ） 曰（い） 姓（かばね） 可（べ） 考（かんがえ） 遽（にわか） 遥（はるか） 尚（な） 引払（ひきはら） 帯山（シトロムレ） 僅（わずか） 稍々（やや） 聯（つら） 翩々（へんぺん） 亙（わた） 笊（ざる） 穿鑿（せんさく） 茲（ここ） 稍（やや） 福地（ふくち） 確（たしか） 石老（せきろう） 矢張（やは） 能（よ） 若（も） 畢竟（ひっきょう） 荷山（ニノムレ） 之（これ） 且（か） 謂（い） 三峰（みつみね） 遍盃（ヘハイ） 都留（つる） 雨畑（あめはた） 靇（おがみ） 韮崎（にらさき） 一粲（いっさん） 憐愍（れんびん） 又（また） 唯（ただ） 嘴（くちばし） 其等（それら） 土（つち） 其（その） 孰（いず） 左様（さよう） 巨摩（こま） 幸（さいわい） 廃（すた） 徒渉（としょう） 御臣（みやつこ） 恰（あたか） 直（す） 所以（ゆえん） 拘（かかわ） 拠（よ） 斯様（かよう） 儘（まま） 是等（これら） 普（あまね） 檜前（ひのくま） 次手（ついで） 然（しか） 亦（また） 略々（ほぼ） 盛（さかん）