“吾子”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
あこ43.3%
わがこ23.3%
ワコ10.0%
ごし6.7%
わこ6.7%
あご3.3%
わご3.3%
アキ3.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“吾子”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 漢詩文 日本漢文学50.0%
文学 > 日本文学 > 詩歌1.2%
歴史 > 地理・地誌・紀行 > 日本1.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
「かへし遣る使なければ」(巻十五・三六二七)、「この吾子あこ韓国からくにへ遣るいはへ神たち」(巻十九・四二四〇)等の例がある。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
あな、可疎うとましの吾子あこが心やと、涙と共に掻口説かきくどきて、かなしび歎きの余は病にさへ伏したまへりしかば、殿も所為無せんなくて、心苦う思ひつつも
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
「どういう人に成って行くかサ」とお種は更に吾子わがこのことを言出して、長い羅宇らう煙管きせる煙草たばこを吸付けた。
家:01 (上) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
たった二日か三日しか畑も田圃も見ないのだが、何だか三年も吾子わがこに逢わないような気がした。
麦の芽 (新字新仮名) / 徳永直(著)
其時の仰せには、罪人よ。吾子ワコよ。吾子の爲了シヲフせなんだアラび心で、吾子よりももつと、わるい猛び心を持つた者の、大和に來向ふのを、待ち押へ、へ防いで居ろ、と仰せられた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
其時の仰せには、罪人よ。吾子ワコよ。吾子の爲了シヲフせなんだアラび心で、吾子よりももつと、わるい猛び心を持つた者の、大和に來向ふのを、待ち押へ、へ防いで居ろ、と仰せられた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
吾子ごし年富み才雄、激昂して以て勲名を万国にすることあたわざらんや
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
かつテ山東洋ニ問フテ曰ク、我、君ニつかフルコト三年、技進マズ、其ノ故如何。洋子のたまはク、吾子ごしすべからク多ク古書ヲ読ミ、古人ト言語シテ以テ胸間ノ汚穢おえヲ蕩除スベシ。
大菩薩峠:26 めいろの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
其時の仰せには、罪人よ。吾子わこよ。吾子の為了しをふなんだあらび心で、吾子よりももつと深い猛び心を持つた者の、大和に来向ふのを、待ち押へ、塞へ防いで居ろと仰せられた。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
其時の仰せには、罪人よ。吾子わこよ。吾子のおおせなんだあらび心で、吾子よりももっと、わるいたけび心を持った者の、大和に来向うのを、待ち押え、え防いで居ろ、と仰せられた。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
いはへる』は此處では、萬葉集卷十九の、『大船に眞楫まかぢしじ貫きこの吾子あごを韓國へ遣るいはかみたち』の例と同じく、『齋ひまもりて平安たひらかにあらしめ給へ神だちよ』(古義)といふ意味である。
愛国歌小観 (旧字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
ふと海の吾子わごをおもひて、
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
之にイザ吾君と訳を加えたのは誤りであって、主君が臣下に対して如何に親愛の情をあらわす為とはいえ、吾君ということはない筈であるから、これは吾子アキでなければならない。
マル及ムレについて (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)