“平安”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
へいあん41.7%
やすき25.0%
やすらぎ8.3%
たひらか8.3%
ぴんあん8.3%
やすらか8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
呉傑ごけつ平安へいあんは、盛庸せいようの軍をたすけんとして、真定しんていより兵を率いてでしが、及ばざること八十里にして庸の敗れしことを聞きて還りぬ。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
我は心柔和にして謙遜者へりくだるものなれば我軛わがくびきを負て我にならへなんぢら心に平安やすきべし、そはわが軛はやすくわが荷はかろければ也
主のつとめ (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
木立こだちよりかこまれてゐる春の小野をの昆虫こんちゆうぬるだにこの平安やすらぎ
つゆじも (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
いはへる』は此處では、萬葉集卷十九の、『大船に眞楫まかぢしじ貫きこの吾子あごを韓國へ遣るいはかみたち』の例と同じく、『齋ひまもりて平安たひらかにあらしめ給へ神だちよ』(古義)といふ意味である。
愛国歌小観 (旧字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
ナイハンチ三段・平安ぴんあん五段・パッサイ大小・公相君大小・五十四歩・チンティー・チントウ・ジッティ・ジーン・ジオン・ジューム・ワンシユウ・ワンダウ・ローハイ・ソーチン・十三せーさん三戦さんちん三十六さんせーるー一百零八すーぱーりんぱい
空手道の起原と其の沿革 (新字旧仮名) / 島袋源一郎(著)
私たちは、ホントに幸福しあわせで、平安やすらかでした。この島は天国のようでした。
瓶詰地獄 (新字新仮名) / 夢野久作(著)