“十三”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じふさん28.6%
じふそ14.3%
じゅうそう14.3%
じふさう14.3%
せーさん14.3%
とみ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちて、「お月樣つ」とは、幾多の(同音に「お十三つ」として、飛禽か、走獸か、一躍疾走してえず。
蛇くひ (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
岡町中食をして、三國から十三しにしかゝつたは、もうであつた。渡船つてゐるので、玄竹片脇つて、つてゐた。
死刑 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
たぶん豊崎とか十三とかを通ったのだろう。市外の北郊へ向かっているのは確実だ。大阪特有な煙突とスス色の庶民街が、みぞれ曇りの下に見わたされる。
随筆 新平家 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
電車が十三と三との間に来ると、出水はもう軌道してゐて、車は鳥のやうに声を立てながらおつかなびつくりに進むより外に仕方がなかつた。
ナイハンチ三段・平安五段・パッサイ大小・公相君大小・五十四歩・チンティー・チントウ・ジッティ・ジーン・ジオン・ジューム・ワンシユウ・ワンダウ・ローハイ・ソーチン・十三三戦三十六一百零八
空手道の起原と其の沿革 (新字旧仮名) / 島袋源一郎(著)
「まあ、掛け給え。君、僕の妹をご紹介しましょう。宮岡十三。昨夜は大変ご厄介になりました。——君、あの宿から一緒に逃げ出した男、あれ、何人だか知ってますか?」
黒猫十三 (新字新仮名) / 大倉燁子(著)