“大三十日”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おおみそか75.0%
おほみそか25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
暮にも帰るまいと思ったけれど、年の暮だから一日でも二日でも帰れというて母から手紙がきた故、大三十日おおみそかの夜帰ってきた。
野菊の墓 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
大三十日おおみそかの特徴は、速達の原稿料払いが三つ四つもつづいたこと、荒木さんが印税を持って来て、これが終りであった。
海野十三敗戦日記 (新字新仮名) / 海野十三(著)
私は正月の来る前の大三十日おほみそかの日よりも、この宵宮の晩の方が、どれ程嬉しかつたか知れません。
私の生ひ立ち (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)