“おほみそか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大晦日95.5%
大三十日4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
去年の大晦日おほみそかの晩、それは白々とした良い月夜だつたが、私達は——H氏と私とマリヤンとは、涼しい夜風に肌をさらしながら街を歩いた。
戦争いくさになつてからは、さう暢気のんきな事も出来ないが、伯林ベルリンの市中では、いつも大晦日おほみそかは、市街まちを歩く人達が、出会頭であひがしらに誰彼の容捨はなく
私は正月の来る前の大三十日おほみそかの日よりも、この宵宮の晩の方が、どれ程嬉しかつたか知れません。
私の生ひ立ち (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)