“おほつごもり”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:オホツゴモリ
語句割合
大晦日75.0%
大晦25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
(諸国はなし、巻一の三、大晦日おほつごもりはあはぬ算用)
新釈諸国噺 (新字新仮名) / 太宰治(著)
それの年の大晦おほつごもりに常三郎の心疾がおこつて、母益は慰撫のために琴を弾じて夜闌やらんに及んだことさへあるさうである。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
父榛軒は数日来感冒のために引き籠つてゐて、大晦おほつごもりを寝て暮した。そこへ石川貞白が訪ねて来たが、其云為うんゐには周章のさまが著かつた。そして榛軒に窮を救はむことを請うた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)