“大晦日”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
おおみそか77.9%
おほみそか15.9%
おおつごもり3.5%
おほつごもり1.8%
オホツゴモリ0.9%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“大晦日”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語2.1%
文学 > 日本文学 > 日本文学1.8%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.4%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
要するに生活上の利害から割り出した嘘だから、大晦日おおみそかに女郎のこぼす涙と同じくらいなまことは含んでおります。
文芸の哲学的基礎 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
その高札を小脇に持って、植田良平は、二、三の者を後に連れ宵の大晦日おおみそかを、五条大橋のほうへ、大股に歩いて行った。
宮本武蔵:04 火の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
驛路えきろうますゞおと、しやんと道筋みちすぢながら、時世ときよといひ、大晦日おほみそか
城の石垣 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
「二朱や一分なら、わざ/\親分の耳には入れませんよ。大晦日おほみそかが近いから、少しは親分も喜ばしてやりてえ——と」
元日の夕方は、毎年、町屋は早く大戸をおろし、いずこの家も、大晦日おおつごもりのつかれを見せて、宵にはもう真っ暗に寝しずまるのが例だった。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「いえいえ、大晦日おおつごもりの夜からきょうまでも、母子おやこ四人、六波羅の眼をのがれ、生きながらえて来られたのは、あなた様のお慈悲でござりました」
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
我国にて塩引にしたるを大晦日おほつごもりせちには用ひざる家なし。
(諸国はなし、巻一の三、大晦日おほつごもりはあはぬ算用)
新釈諸国噺 (新字新仮名) / 太宰治(著)
京の祇園に削りかけを立てゝ豊作を祈るのも、大晦日オホツゴモリの夜から元朝へかけての神事ではないか。
盆踊りと祭屋台と (新字旧仮名) / 折口信夫(著)