“跫”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あし92.3%
アナ7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二度目にさけんだ時は、武蔵はもう前後もわきまえなかった。ただ燃え苦しむ火のかたまりのように駈けまろんで行って、愚堂のあしもとへ
宮本武蔵:08 円明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
階下にいたブラッチ夫人は、頭の上の浴室で、踊るようなあし音がするのを聞いた。ちょっと静かになった。すると一声笑うような声がして、湯をね返す音がした。
浴槽の花嫁 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
アナ裏にあたる畳の 堅きをおぼゆ
鵠が音:01 鵠が音 (新字旧仮名) / 折口春洋(著)