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跫
ふりがな文庫
“跫”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あし
92.3%
アナ
7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あし
(逆引き)
二度目にさけんだ時は、武蔵はもう前後も
弁
(
わきま
)
えなかった。ただ燃え苦しむ火のかたまりのように駈け
転
(
まろ
)
んで行って、愚堂の
跫
(
あし
)
もとへ
宮本武蔵:08 円明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
階下にいたブラッチ夫人は、頭の上の浴室で、踊るような
跫
(
あし
)
音がするのを聞いた。ちょっと静かになった。すると一声笑うような声がして、湯を
撥
(
は
)
ね返す音がした。
浴槽の花嫁
(新字新仮名)
/
牧逸馬
(著)
跫(あし)の例文をもっと
(12作品)
見る
アナ
(逆引き)
跫
(
アナ
)
裏にあたる畳の 堅きをおぼゆ
鵠が音:01 鵠が音
(新字旧仮名)
/
折口春洋
(著)
跫(アナ)の例文をもっと
(1作品)
見る
跫
漢検1級
部首:⾜
13画
“跫”を含む語句
跫音
人跫
其跫音
跫然
跫足
浮跫
跫跡
跫音波形
跫響
“跫”のふりがなが多い著者
折口春洋
大阪圭吉
牧逸馬
吉川英治
林不忘
織田作之助
久生十蘭
岡本綺堂