“跫響”の読み方と例文
読み方割合
あしひび100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
八方から雪崩なだれを打って、自分ひとつに集って来る、大廊下の跫響あしひびきを耳にしながら、彼は、鉄砲洲にある妻の顔と、遙かな国許くにもとの空——赤穂一城に住む多くの家来や家族たちの悲しい表情とを
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)