“跫足”の読み方と例文
読み方割合
あしおと100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
金屏風の前へかしこまって、吸子きゅうすに銀瓶の湯をいで、茶でも一杯と思った時、あの小児こどもにしてはと思う、おおき跫足あしおとが響いたので、顔を出して、むこうを見ると、小児と一所に、玄関前で
みさごの鮨 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
用人部屋の返辞と一しょに、縁先へ、跫足あしおとがした。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)