“おおつごもり”の漢字の書き方と例文
語句割合
大晦日100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちょうにおわせば、大晦日おおつごもりには追儺ついなの式、元日には清涼東階せいりょうとうかいの四方拝のおん儀、節会せちえ大饗たいきょうなど、さまざまな行事やら百官のとなえる万歳にことほがれ給う大君であり、あなた方であるものを
私本太平記:04 帝獄帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
とまれ、ことしも大晦日おおつごもりまで無事に暮れた。だが、あしたからの来る年は。
私本太平記:01 あしかが帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
……するとです、ちょうど大晦日おおつごもりの真夜中、従兄弟の金王丸が、和子たちを背負い、あなた様を励まして、これへ上って見えました。……そして、父祖以来の恩返しは今する時だ。光厳頼んだぞ。
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)