“節会”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せちえ69.6%
せちゑ21.7%
セチヱ8.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
左馬寮さまりょう右馬寮うまりょうの馬が前庭に並べられ、左近衛さこんえ右近衛うこんえの武官がそれに添って列立した形は五月の節会せちえの作法によく似ていた。
源氏物語:33 藤のうら葉 (新字新仮名) / 紫式部(著)
隣にある昔の市長の住んだドガアルの宮殿はモネがこのいた絵で見知つて居たが、僕の着いた当日は何かの節会せちゑで縦覧させない。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
此等の地主神——客神カウジン・摩陀羅神・羅刹神・伽藍神なども言ふ——は、踏歌節会セチヱの「ことほぎ」と等しい意味の者で、怪奇な異装をして、笑ふに堪へた口状を陳べる。