“せちゑ”の漢字の書き方と例文
カタカナ:セチヱ
語句割合
節会100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
節会せちゑもおこなはれず
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
待ちこがれて居た二月二十日はつか謝肉祭キヤルナヷル、その前後五日いつかわたつて面白かつた巴里パリイの無礼講の節会せちゑも済んで仕舞しまつた。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
美術館も休んでると聞いてむかひの岸へ渡ることを止め、海岸へ出て真直まつすぐに北へ歩いた。アドリヤ海は春の様に霞んで碇泊してる大小の汽船は節会せちゑの為に満艦飾をして居る。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)