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節会
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せちゑ
ふりがな文庫
“
節会
(
せちゑ
)” の例文
隣にある昔の市長の住んだドガアルの宮殿はモネが
此
(
この
)
春
描
(
か
)
いた絵で見知つて居たが、僕の着いた当日は何かの
節会
(
せちゑ
)
で縦覧させない。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
踏歌
節会
(
せちゑ
)
のことほぎに出る卜部たちや、田楽師等の異装にも、まだ上の上が出て来たのだ。
国文学の発生(第四稿):唱導的方面を中心として
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
迷信的空想的詩歌的音楽的美術的女性的夢幻的享楽的虚栄的に、イソップ物語の
蟋蟀
(
きりぎりす
)
のやうに、いつまでも草は常緑で世は温暖であると信じて、恋物語や
節会
(
せちゑ
)
の噂で日を送つてゐる其の一方には
平将門
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
節会
(
せちゑ
)
もおこなはれず
私本太平記:10 風花帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
待ち
焦
(
こが
)
れて居た二月
二十日
(
はつか
)
の
謝肉祭
(
キヤルナヷル
)
、その前後
五日
(
いつか
)
に
亘
(
わた
)
つて面白かつた
巴里
(
パリイ
)
の無礼講の
節会
(
せちゑ
)
も済んで
仕舞
(
しま
)
つた。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
▼ もっと見る
美術館も休んでると聞いて
向
(
むか
)
ひの岸へ渡ることを止め、海岸へ出て
真直
(
まつすぐ
)
に北へ歩いた。アドリヤ海は春の様に霞んで碇泊してる大小の汽船は
節会
(
せちゑ
)
の為に満艦飾をして居る。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
節会
(
せちゑ
)
の日に喜び狂ふ学生等の如く
失楽
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
(著)
“節会”の解説
節会(せちえ)とは、日本の宮廷で節日(祝の日)などに天皇のもとに群臣を集めて行われた公式行事。饗宴を伴う。
(出典:Wikipedia)
節
常用漢字
小4
部首:⽵
13画
会
常用漢字
小2
部首:⼈
6画
“節”で始まる語句
節
節々
節穴
節句
節奏
節季
節廻
節供
節約
節操