“七五三”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しめ83.3%
かざり8.3%
しちごさん8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
親王のお首を捨て置いたと傳へられるところは、土牢を去る二十歩のところで、小藪の周圍には、七五三しめなはが繞らしてあつた。
滑川畔にて (旧字旧仮名) / 嘉村礒多(著)
こちらの人々の正月は旗も無ければ、お七五三かざりも無い。お酒もなければ、お餅も無い。お餅のある家は乞食の家に限つて居るので、それで無い範囲はお正月は実に殺風景である。
子供たちの七五三しちごさん祝着いわいぎなども干されましたが、そのなかで背中に飾紐のついてる広袖の着物が、私のお宮詣りの日に着たものだと聴かされた時には、自分の憶えのない遠い赤児の頃を思って
虫干し (新字新仮名) / 鷹野つぎ(著)