“三七日”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さんしちにち61.5%
みなぬか23.1%
みなのか15.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山城屋の夫婦はいつまでも子のないのを悲しんで、近所の不忍しのばずの弁天堂に三七日さんしちにちのあいだ日参にっさんして、初めて儲けたのがお此であった。
半七捕物帳:13 弁天娘 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
三七日みなぬかの夜半に観音は、子種のないことを宣したが、長者は観音に強請して、一切の財産を投げ出す代わりに子種を得るということになった。
そうこうすると九月八日は三七日みなのかでござります、花車重吉が細長い風呂敷に包んだ物を提げて土間の処から這入って参りまして
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)