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『虫干し』
ふりがな文庫
『
虫干し
(
むしぼし
)
』
海の南風をうけている浜松の夏は、日盛りでもどこか磯風の通う涼しさがありましたが、夜は海の吐き出す熱気のために、却って蒸暑い時もあるのでした。 そうした夜は寝床にうすべりを敷き、私たちも大人の真似をしてひとしきり肩に濡手拭をあてて寝む事もある …
著者
鷹野つぎ
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約4分(500文字/分)
朗読目安時間
約6分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
幼
(
ちい
)
錯
(
まじ
)
祝着
(
いわいぎ
)
握手
(
にぎりて
)
器物
(
うつわ
)
南風
(
みなみかぜ
)
通
(
かよ
)
稀
(
たま
)
蒸
(
むし
)
日中
(
にっちゅう
)
繍
(
ぬい
)
肝
(
きも
)
糊
(
のり
)
繍
(
ぬ
)
聴
(
き
)
棗
(
なつめ
)
蔵
(
しま
)
裃
(
かみしも
)
触
(
さわ
)
重衣
(
かさね
)
熱気
(
ねっき
)
潜
(
くぐ
)
水差
(
みずさし
)
刀
(
かたな
)
枠
(
わく
)
撚糸
(
よりいと
)
拵
(
こしら
)
応
(
こた
)
寝
(
やす
)
容器
(
いれもの
)
堆朱
(
ついしゅ
)
垂房
(
たれぶさ
)
唐桟
(
とうざん
)
呉羅
(
ごろ
)
包袋
(
においぶくろ
)