“容器”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いれもの68.0%
ようき16.0%
あな4.0%
いれ4.0%
うつは4.0%
うつわ4.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
手ごろの煙管パイプで煙草をみ、それから内緒の樂しみに黒麥酒くろビール容器いれものを持つて、自分の陰氣な階上の住場處へと歸つて行くのが常であつた。
りょうちゃんは、いつかもこうして、無理むりうつくしい、コンパクトの容器ようきをもらったことをおもすと、今度こんども、これをもらえるのでないかとおもいましたから
小さな弟、良ちゃん (新字新仮名) / 小川未明(著)
食べ終ると、船頭は容器あなの中に指をつっこんでなでまわし、その指についた汁をなめた。
えぞおばけ列伝 (新字新仮名) / 作者不詳(著)
そこで彼女は旧式の小さな煙草容器いれを出して、細い銀煙管ぎせるを構えながら一段と声を落して眼を丸くした。
少女地獄 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
あらつてさへくれゝばいのだが、さしあたり……うだ、此方こちら容器うつはつてはう。」
銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
岸本は病人の欲しがる氷を枕頭まくらもと容器うつわからさじで飲ましたりなぞして、時には気息いきこもった窓の硝子ガラスを開けに行った。三月の二十日頃の日あたりがその病室の外にあった。
新生 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)