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七三
ふりがな文庫
“七三”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しちさん
85.7%
しちさ
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しちさん
(逆引き)
ト、舞台は車軸を流すような豪雨となり、折から山中の
夕暗
(
ゆうやみ
)
、だんまり模様よろしくあって引っぱり、
九女八役
(
くめはちやく
)
は、花道
七三
(
しちさん
)
に
菰
(
こも
)
をかぶって丸くなる。
市川九女八
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
八と
覚
(
おぼ
)
しいその年頃とこの
辺
(
へん
)
では余り見かけない
七三
(
しちさん
)
に割った
女優髷
(
じょゆうまげ
)
とに、兼太郎は何の気もなくその顔を見た。
雪解
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
七三(しちさん)の例文をもっと
(6作品)
見る
しちさ
(逆引き)
延宝元禄の頃
続狂言
(
つづききょうげん
)
道具
(
どうぐ
)
口上
(
こうじょう
)
など始まり俳優には中村伝九郎、中村
七三
(
しちさ
)
、
永島茂右衛門
(
ながしまもえもん
)
、宮島伝吉、藤田小三郎、山中平九郎、市川団十郎ら声名ありし時代を
中昔
(
なかむかし
)
となしぬ。
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
七三(しちさ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“七三”の意味
《名詞》
七掛ける三。
七対三の割合で分けること。
歌舞伎の劇場の本花道で揚げ幕から七分、舞台から三分の場所。
(出典:Wiktionary)
七
常用漢字
小1
部首:⼀
2画
三
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“七”で始まる語句
七
七歳
七日
七夕
七輪
七宝
七月
七刻
七草
七度
検索の候補
三七日
七五三
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三勝半七
千七百八十三年
三七
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“七三”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
幸田露伴
永井荷風
長谷川時雨
泉鏡花
岡本綺堂