“枯葉”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かれは54.5%
こよう36.4%
かれっぱ6.1%
こえふ3.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あらをはつたとき枯葉かれはおほいやうなのはみなかまでゝうしろはやしならみきなはわたして干菜ほしなけた。自分等じぶんら晝餐ひるさいにも一釜ひとかまでた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
ここがおちれば、蜀中はすでに玄徳のたなごころにあるもの。ここに敗れんか、玄徳の軍は枯葉こようと散って、空しく征地の鬼と化さねばならぬ。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
第一この塔婆だって、束にして、麁朶そだ枯葉かれっぱと一所に、位牌堂うらの壁際に突込んであったなかから、(信女)をあてに引抜いて来たッてね、下足の若いしゅが言っていました。
露萩 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
風の枯葉こえふを掃ふごと
天地有情 (旧字旧仮名) / 土井晩翠(著)