“幹”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みき92.2%
から2.0%
かん2.0%
カラ1.0%
マキ1.0%
ミッキー1.0%
モト1.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
帰りは、みきを並べたとちの木の、星を指す偉大なる円柱まるばしらに似たのを廻り廻つて、山際やまぎわに添つて、反対のかわを鍵屋の前に戻つたのである。
貴婦人 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
勘次かんじはおつたの姿すがたをちらりと垣根かきね入口いりぐちとき不快ふくわいしがめてらぬ容子ようすよそほひながら只管ひたすら蕎麥そばからちからそゝいだのであつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
刀は遠くへねとばされている。そして一刀斎のすがたは夕月のもとに、依然、一かんの松がうそぶくように立っている。
剣の四君子:05 小野忠明 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
此「なづの木よ。いづれのなづぞ。」かう言ふ風な言ひ方で「カラぬよ。其木の幹を海渚に持ち出で焼き、禊ぎさせる今。 ...
開成山の物価 柴=マキ 一束一円二十銭、ジャガいも 一俵十六円、さといも(十二貫)十八、玉子 二十銭、うど一貫三円、俵 百、もち 120. 、とり 一羽十円、手間(男) 四円
というのであるが、この福引の方が「鼠の顔とかけてなんと解く。臥竜梅と解く。その心はミッキーよりもが低い」
軍用鼠 (新字新仮名) / 海野十三(著)
粟原アハフを言ひ、粟原に雑るカミラの茎を見て、段々気分が纏つて来た際に、韮の根から、其を欲する心を述べ——其根ソネモトでなく
叙景詩の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)