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幹
ふりがな文庫
“幹”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
みき
92.2%
から
2.0%
かん
2.0%
カラ
1.0%
マキ
1.0%
ミッキー
1.0%
モト
1.0%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みき
(逆引き)
帰りは、
幹
(
みき
)
を並べた
栃
(
とち
)
の木の、星を指す偉大なる
円柱
(
まるばしら
)
に似たのを廻り廻つて、
山際
(
やまぎわ
)
に添つて、反対の
側
(
かわ
)
を鍵屋の前に戻つたのである。
貴婦人
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
幹(みき)の例文をもっと
(50作品+)
見る
から
(逆引き)
勘次
(
かんじ
)
はおつたの
姿
(
すがた
)
をちらりと
垣根
(
かきね
)
の
入口
(
いりぐち
)
に
見
(
み
)
た
時
(
とき
)
不快
(
ふくわい
)
な
目
(
め
)
を
蹙
(
しが
)
めて
知
(
し
)
らぬ
容子
(
ようす
)
を
粧
(
よそほ
)
ひながら
只管
(
ひたすら
)
蕎麥
(
そば
)
の
幹
(
から
)
に
力
(
ちから
)
を
注
(
そゝ
)
いだのであつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
幹(から)の例文をもっと
(2作品)
見る
かん
(逆引き)
刀は遠くへ
刎
(
は
)
ねとばされている。そして一刀斎のすがたは夕月の
下
(
もと
)
に、依然、一
幹
(
かん
)
の松が
嘯
(
うそぶ
)
くように立っている。
剣の四君子:05 小野忠明
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
幹(かん)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
カラ
(逆引き)
此「なづの木よ。いづれのなづぞ。」かう言ふ風な言ひ方で「
幹
(
カラ
)
ぬよ。其木の幹を海渚に持ち出で焼き、禊ぎさせる今。 ...
ほうとする話:祭りの発生 その一
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
幹(カラ)の例文をもっと
(1作品)
見る
マキ
(逆引き)
開成山の物価 柴=
幹
(
マキ
)
一束一円二十銭、ジャガいも 一俵十六円、さといも(十二貫)十八、玉子 二十銭、うど一貫三円、俵 百、もち 120. 、とり 一羽十円、手間(男) 四円
日記:27 一九四四年(昭和十九年)
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
幹(マキ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ミッキー
(逆引き)
というのであるが、この福引の方が「鼠の顔とかけてなんと解く。臥竜梅と解く。その心は
幹
(
ミッキー
)
よりも
花
(
鼻
)
が低い」
軍用鼠
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
幹(ミッキー)の例文をもっと
(1作品)
見る
モト
(逆引き)
粟原
(
アハフ
)
を言ひ、粟原に雑る
韮
(
カミラ
)
の茎を見て、段々気分が纏つて来た際に、韮の根から、其を欲する心を述べ——
其根
(
ソネ
)
が
幹
(
モト
)
でなく
叙景詩の発生
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
幹(モト)の例文をもっと
(1作品)
見る
幹
常用漢字
小5
部首:⼲
13画
“幹”の関連語
莖
稈
花軸
“幹”を含む語句
一幹
身幹
樹幹
躯幹
材幹
主幹
麻幹
才幹
与謝野鉄幹
幹子
幹事
老幹
巴爾幹
苧幹
国幹
豆幹
幹助
石河幹明
滋幹
幹竹割
...
“幹”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
徳冨蘆花
壺井栄
片山敏彦
牧野富太郎
泉鏡花
江戸川乱歩
梅崎春生
新渡戸稲造
長塚節