トップ
>
一幹
ふりがな文庫
“一幹”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひともと
60.0%
ヒトモト
20.0%
いっかん
6.7%
いつかん
6.7%
ひとみき
6.7%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひともと
(逆引き)
お銀様は月に乗じて、この平野の間を限りなく歩み歩んで行くと、野原の中に、
一幹
(
ひともと
)
の花の木があって、白い花をつけて
馥郁
(
ふくいく
)
たる香りを放っている。
大菩薩峠:36 新月の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
一幹(ひともと)の例文をもっと
(9作品)
見る
ヒトモト
(逆引き)
水底
(
ミナゾコ
)
に
水漬
(
ミヅ
)
く白玉なる郎女の身は、やがて又、
一幹
(
ヒトモト
)
の白い珊瑚の
樹
(
キ
)
である。脚を根、手を枝とした水底の木。頭に生ひ靡くのは、玉藻であつた。玉藻が、深海のうねりのまゝに、搖れて居る。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
一幹(ヒトモト)の例文をもっと
(3作品)
見る
いっかん
(逆引き)
舞台はいま、うしろに
画
(
えが
)
いてある
一幹
(
いっかん
)
の
老松
(
ろうしょう
)
のほか、何もない空間となった。
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
一幹(いっかん)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
いつかん
(逆引き)
土手
(
どて
)
の
松
(
まつ
)
の、
一樹
(
いちじゆ
)
、
一幹
(
いつかん
)
。
啊呍
(
あうん
)
に
肱
(
ひぢ
)
を
張
(
は
)
つて
突立
(
つツた
)
つた、
赤
(
あか
)
き、
黒
(
くろ
)
き、
青
(
あを
)
き
鬼
(
おに
)
に
見
(
み
)
えた。
露宿
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
一幹(いつかん)の例文をもっと
(1作品)
見る
ひとみき
(逆引き)
伝七郎の影は三十三間堂の下から約百歩ほど離れて、背のたかい
一幹
(
ひとみき
)
の松の根かたに足場を踏みしめ、武蔵のすがたが見えるのを、いまやおそしと待ち構えているのだ。
宮本武蔵:05 風の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
一幹(ひとみき)の例文をもっと
(1作品)
見る
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
幹
常用漢字
小5
部首:⼲
13画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥
“一幹”のふりがなが多い著者
釈迢空
中里介山
泉鏡太郎
折口信夫
吉川英治
佐藤春夫
泉鏡花