“土手”の読み方と例文
読み方割合
どて100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さて、屋根(やね)の上(うへ)に千人(せんにん)、家(いへ)のまはりの土手(どて)の上(うへ)に千人(せんにん)といふ風(ふう)に手分(てわ)けして、天(てん)から降(お)りて來(く)る人々(ひと/″\)を撃(う)ち退(しりぞ)ける手(て)はずであります。
竹取物語 (旧字旧仮名) / 和田万吉(著)
久しい後(あと)で、その頃薬研堀(やげんぼり)にいた友だちと二人で、木場(きば)から八幡様(はちまんさま)へ詣(まい)って、汐入町(しおいりちょう)を土手(どて)へ出て、永代(えいたい)へ引っ返したことがある。
海の使者 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
これは左伝輯釈(さでんしゅうしゃく)を彦根藩で出版してくれた縁故からである。翌年七十一で旧藩の桜田邸に移り、七十三のときまた土手(どて)三番町に移った。
安井夫人 (新字新仮名) / 森鴎外(著)