“土手形”の読み方と例文
読み方割合
どてなり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
池のつづまる、この板を置いたぐちは、ものの五歩いつあしはない。水は川からそそいで、橋を抜ける、と土手形どてなりあぜに沿って、あしの根へみ込むように、何処どことなく隠れて、田のあぜへと落ちてく。
海の使者 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)